木六山(825m) 〜 七郎平山(906m)

仏峠からトラバース道 水無平 水無平
急登 木六山手前のブナ林 グシノ峰
木六山山頂から銀次郎山、灰ヶ岳、毛石山、粟ヶ岳、白山
木六山山頂 尾根の先に七郎平山、銀次郎山 山道
奈羅無登山 山道 山道
水場、テント場 山道 七郎平山山頂から銀次郎山

2007/4/30
悪場峠−−仏峠−−水無平−−小石祠−−−木六山−−−水場−−−七郎平山−−−木六山−−−水無平−−悪場峠
6:40                        8:30(8:42)      10:35(11:30) 12:55(1:10)        2:45

銀次郎山へ歩きませんかと誘い4人で出かけた。
Eさんの奥さんと69才のOさん。私と22才の年の差、22年後に私は歩いているだろうかとふと思う。
ちょうど朝日が出て田んぼの代かきの水面を照らしている。
悪場峠に車は4台。すぐに福岡ナンバーの車がやってきた。
支度をして出発。登山口の標識などは無く、踏み跡道ではじまる。
山道脇にはスミレが沢山咲いているが、ここのスミレは花が大きい。
仏峠にくると風が吹きぬける。水無平、急登斜面が一望できる。
トラバース道に入り下って行くとチャレンジランドからの山道に交わる。
水無平にはカタクリの花が広がっている。周りは細い幹がタコの足のようにのびる木々に覆われている。
ジグザグの急登がはじまった。メンバーも時々足がとまるようになる。
尾根上にとりつくと小石祠につき、左手には日本平山が見える。
分岐から右手に木六山山頂へ向う。ブナ林となってくる。
グシノ峰と山道ルートが見える。
ゆっくりと登り木六山山頂に着く。
木六山山頂から銀次郎山、灰ヶ岳、毛石山、粟ヶ岳、白山。振向くと五頭山、二王子岳、大日岳。
尾根の先に七郎平山、銀次郎山とのびている。
粟ヶ岳も平野側から見ていると雪もだいぶ消えていると思っていたのだが、ここ裏側から見ると
まだまだ多く、全面白い。
アップダウン道が続く。以前同じ時期に歩いた時は残雪歩きであったが今年は暖冬、残雪はなかった。
途中、テント泊の2人と言葉を交わす。
また一人、ピッケルを大きなリュックに付けた人とすれちがう。
とわいえ、この人達だけで静かな山歩きである。
左手の奈羅無登山と続く山斜面はきつく、豪雪に磨き削られた岩肌、草木はほとんどついておらずスラブ斜面が続く。
雪付きの急斜面にくると奥さんがだいぶ足が止まるようになり帰りのこともあるので、銀次郎山は断念して
七郎平山までとした。
急登を登りきると水場となり、右手の水場で一口いただく。
ここからは残雪が広がる続く。
テントが2基はられていた、ここを起点に奥川内山塊を楽しんでいるのだるうか?
少し登り尾根上に出て七郎平山山頂に着く。
すぐ目の前に銀次郎山がみえるがその奥の銀太郎山は見えない。
左手には日本平山と鍋倉山。
リュックをおろし食事の支度をはじめるとすぐにブヨがまとわりついてきた。
しかし奥さんが秘密兵器をもってきた。匂いもきついが虫除けの小さなスプレーである、これがけっこうきく。
あれだけいたブヨもほとんどいない。へーすごいな。
しばらくすると、あの福岡ナンバーの男性が一人やってきた。
聞くと山を登り登りきているようで昨日は粟ヶ岳に登ったそうである。
ただこのブヨにはまいっているよで、すかさずこの虫除けスプレー吹き付ける。
男性は、ありがとうございます。銀次郎山までいってみますと言いむかった。
福岡の人が悪場峠から銀次郎山とは。これもインターネット情報のためだろうか?
アップダウンを繰り返し下山。下山はやや長く感じた。
皆さんだいぶ疲れたようであるが無事到着。
以前歩いた、銀太郎ー五剣谷岳、あの時の疲れを思い出す。              2004/4 悪場峠−木六山−銀次郎−五剣谷岳