鬼ヶ面山(1465m) 〜 浅草岳(1585m)

山道 ブナ道 マイクロウエーブ
山道 田子倉湖 尾根道
ヒメサユリ道 山道 鬼ヶ面山山頂
北岳、崖斜面、浅草岳
崖沿いを歩く 崖沿いを歩く
振り返り北岳、鬼ヶ面山
前岳の残雪 地塘の周りににワタスゲ 浅草岳山頂

2008/6/28
登山口−マイクロウエーブ−南岳−−鬼ヶ面山−−北岳−−−浅草岳−−−北岳−−鬼ヶ面山−−南岳−マイクロウエーブ−登山口
7:00   7:40      8:22    8:56   9:18 10:45(11:05) 12:08  12:33   1:00   1:32      2:11

鬼ヶ面山から浅草岳は8年前、真夏の気温35°のとき歩きふらふらで倒れるすんぜんの苦い思い出のルートである。
その時は写真どころでわなかったので、今回は絶壁ルートとヒメサユリを楽しもうと二人で出かけた。
R290からR252に入ると只見線と末沢川が並行にのびる。
ここは電車撮影スポットとしても有名なところで、一番列車が濃い霧の中、ライトを照らし走る幻想的な写真を見たことがある。
六十里越トンネル前の広場に車をとめる。
自転車も置いてあり、たぶん只見尾根からここに下山して周遊するものであろう。
少し戻ったところ登山口で、はじめはやや急登そして緩やかな山道となり小沢を渡り進む。
標識を左手に折れ急登のブナの樹林帯を登る。
突然、ひらけたマイクロウエーブに着き一息いれたが、今日は非常に汗が出る。
ここから緩やかな山道が続くが体が重い。少し心配していたことが体調に出てしまっているようだ。
昨日は、定年退職者の祝いの飲み会であったのだ。
ひと汗かけば、と思っていたが。今日は体調不調でどう歩くか考えながらの歩きとなった。
大白川への分岐から樹林帯をひと登りし尾根上に飛び出ると田子倉湖と浅草岳の展望となる。
南岳でふり向けば毛猛山、前方は荒々しい岩壁が浅草岳まで連なっている。
ここからいよいよ断崖沿いのヒメサユリ道となる。
不安定な細尾根やアップダウンをくりかえし鬼ヶ面山に着く。
左手に大きく巻くように北岳へ向う。
ヒメサユリの花は続き、北岳の登りをゆっくり登る。
前方の浅草岳、ふり向き鬼ヶ面山まですばらしい岩峰がうつくしい。
そして岩の間から残雪斜面と田子倉湖をのぞく。
ヒメサユリとキスゲが楽しませてくれる。
山道は急登となり、よじ登りぬけると前岳に出ると桜曾根からの登山者でふくれていた。
残雪斜面もゆずりあって歩き木道を歩き浅草岳山頂に着く。
少しガスっていて遠方は見えにくかったが会津の山々と越後三山、守門、毛猛山と展望できた。
山頂も満杯で下の木道脇で軽く昼食をとりすぐ下山開始した。
地塘の周りににワタスゲが。白い毛は花?か。
前岳をすぎると人はほとんどいなくなる。
のぼりの時に追い越してきた10人くらいの年輩者の人達とすれちがう。
ロングコースを楽しく話して歩いている。たいしたものである。
体調不調とはいへ下りは、花の写真を撮りながら、まー 快適にあるけた。
しかしマイクロウエーブからの下りからやや膝にきた。
小沢の水で顔を洗い、もうひといき歩き無事到着。 

浅草岳/只見尾根