万之助山(826m) 〜 光明山(879m)

山道 山道 尾根道
粟ヶ岳、笠堀湖 岩道 万之助山頂から守門岳
中光明山、奥光明山 トラバース道 石仏
フイゴの立負 岩道 尾根道
尾根道 トラバース斜面 奥光明山山頂
山頂から粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳、手前はコマアナ山
山頂から浅草岳、守門岳

2008/5/17
笠堀ダム−−−−−万之助山−−−−−−光明山−−−−−−万之助山−−−−−笠堀ダム
6:18         8:07         9:16(9:42)      10:34         11:58

2006年の5月下旬にこの山に向った時は万之助山からトラバース道の残雪で進むことができず撤退した。
今年は雪解けが早い。
二人で出かけ笠堀ダム駐車場につくと1台とまっていて先発者がいるようである。
すぐに支度をして歩き出す。タニウツギが花盛りである。
新緑の森から杉林そしてトラバース道に入って行く。
むかしの砥石の搬出路と炭焼きなどの作業道としてできたものらしいが、重いものをこのやや危険な道をあるいていたと
思うと事故もあったのではないだろうか。
昨晩の雨でトラバース道もまだ濡れていて滑りやすく慎重に歩く。
七曲の石仏に手を合わせ、見渡すと白根山、粟ヶ岳の眺めが広がる。
ロープは弛みが大きく頼ると危険である。
尾根上にのると笠堀湖と粟ヶ岳が一直線上にならぶ。
岩尾根をひと登りすると万之助山に着く。粟ヶ岳、矢筈岳、守門岳と展望が広がっていた。
少し進むと山道に山菜リュックが2つ置いてあり斜面下でガサガサ音がする。雪が解けたばかりの斜面でのゼンマイだろうか。
前回撤退した斜面のトラバース道にはいる、やはり雪解けは早くほんの一部残っているだけであった。
ピッケルだけリュックにくくりつけてきたが出すこともないようである。
フイゴの立負と名づけられている岩尾根をぬうように登り尾根をアップダウンすると中光明に着く。
ここにも石仏がおかれている。
最後のトラバース道をぬけひと登りして奥光明山山頂に着く。
山頂から粟ヶ岳、青里岳、矢筈岳、浅草岳、守門岳と山々が広がる。
山頂の守門側斜面が崩れていて10年後の山頂が心配だ。
少し先に雨量観測アンテナがたっているが、その先の薮尾根から五兵衛小屋−田代平にぬけた山行録を
読んだことを思い出した。
下山時、数人とすれちがったがトラバース道でなくてよかった。
途中、チョロチョロの水場ではあったが、冷たい美味しい水をいただいた。