弥彦山  田ノ浦の沢

2008/12/20
田ノ浦海岸 −−  田ノ浦の沢(宝川) −− 登山道交差点−(登山道)−スカイライン道− 田ノ浦ルート道 − 林道 −田ノ浦海岸
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田ノ浦海水浴場、浜茶屋の駐車場に車をおき、初めは長靴を履いて砂浜におりる。
波打ぎわを歩き宝川が岩と砂浜のまじる河口の海へと流れ込んでいる。
R402にかかる宝橋の下をくぐり護岸が整備されたところを少し歩くと1箇所目の堰提があらわれ左岸を巻く。
ゆるく浅い川から2箇所目の大きな堰提を左岸の急斜面をよじ登り堰提の上にたつが川に降りれず
トラバースぎみに少し歩き斜面を降りる。
ここで沢タビに履きかえる。
沢タビを履いて歩くのは、初めてであるが、履いたり脱いだりがけっこうたいへん。
サー、ここからは両脇が狭まり渓谷ぽっくなっているところである。
この先に2mくらいの滝で進めないことはわかっていたが、ちょっと進んでみたがすぐに腰までの深さの狭い急流となり
引返すこととなり右岸をのぼり小さな木橋を渡り左岸斜面から沢に降りる。
沢を気持ちよく歩く。左上を見上げると林道のガードレールが見える。
また、大きな3番目の堰提左岸の斜面をよじ登ると堰提上流は土砂岩でやや沢は広くなっている。
小滝から4番目の堰提は、田ノ浦登山口の駐車広場付近である。
5番目の堰提から沢幅もやや広くなり沢の岩場で休憩をとる。
左上に山道が見え。
登山道を歩く時、見えているあの流れのきれいな滝のところにきた。
直登りはできないので左岸を巻くと登山道にでる。
沢は山道下のトンネルで流れている。
登山道を歩く時、横切る堰提にきて見上げると弥彦展望タワーが見える。
沢にそって歩き大滝のクサリ場から進み、いよいよ沢タビなしでは乗り越えらねないと思っている8mくらいの滝にきた。
先週下見に来た時は、滝の右沿いを登る予定にしていたが、今、目の前の滝を見たとき、左沿いで少し草が付いている
いる所のほうが登りやすいように見えてしまい左手からはいった。
真ん中少し上のところまで登ってきて、水も草付き斜面にもじわっと流れていてすべって手がかりがない。
降りることも難しい。
さて困った。流れる滝の部分に少しくぼみのようなところがあり、あれを頼りに滝を横断することにした。
呼吸を整え、頭に三点確保と繰り返し沢タビを信じ横断した。
素人の私には、非常に緊張した瞬間であった。
ここから先も、水量は少ないが5m以上の滝が4箇所あらわれた。
滝は左、右と巻いて越えていった。
沢タビにもとうぜん水も入っていて足の指先もかなり冷たく痛いくらいだ。
ゴロゴロ岩が目立つようになり山道ルートに交差した。
すぐ上は明神沢立坑の横穴のところに着いた。
足の冷たさも限界となり長靴に履き替えた。
ここから登山道を歩きスカイライン道まで出てすぐに田ノ浦登山道を下った。
沢を歩いていた時は、少し緊張していたのかトゲ枝で手、足の傷は気にならなかったが
登山道を下っていると傷の痛みが気にだしてきた。
とても満喫した歩きとなった。

田ノ浦の尾根)2006/3