鉾ヶ岳  (1316m)

島道鉱泉 山道 分岐
島道ルート 滝(側溝の水の流れの元) ロープ急登り、三連続
沢の雪渓 対岸が登山道だが雪渓に亀裂(断念して引き返した)
分岐から溝尾ルート 山道のへつり 小沢が崩れていた。
山道 山道 残雪のトラバース
ロープ場 ロープ場 金冠山から鉾ヶ岳をのぞむ。
金冠山から権現岳、鉾ヶ岳、大沢岳
金冠山 山道から大沢岳と金冠山 鉾ヶ岳山頂
雲に覆われてしまったが雨飾山、明星山、黒姫山がかすかに見える。その奥が栂海新道が日本海におちこんでいる。

2010/6/12
島道鉱泉−分岐(島道ルート)沢雪渓(引き返し)分岐(溝尾ルート)−金冠山−大沢岳−鉾ヶ岳山頂−大沢岳−金冠山−分岐−島道鉱泉
8:05    8:20         8:45     8:57        10:57 11:14 11:27(11:50)    12:08 1:05 1:32

能生ICを降り能生川沿いに進むとりっぱね山峰(権現岳、鉾ヶ岳)が見える。
標識にそって右折し島道鉱泉へ導かれ急な狭い車道をのぼりきると島道鉱泉(登山口)に着く。
途中、沢の雪渓が残っているのが車から見えた。
島道ルートは沢を2つ越さないといけない。
やや不安を持ちつつ歩き出す。
急登をのぼりつめ側溝がひかれる山道に着く。
右手に折れ少し進むと溝尾ルートの分岐となりまっすぐ進み島道ルートを歩く。
側溝のすき間を覗き込むとけっこうな水量の水が流れていた。
滝があらわれ、どうもこの滝がこの側溝の水源のようだ。
ここから長いロープの3段登りとなり、登りきった時にはだいぶ息が切れていた。
こんどは下降して沢へと降りる。
沢は雪渓に覆われ、対岸に山道が見えるが亀裂の穴も見えている。
やや上流の少しもっこりした部分が歩けそうな気もしたが、目の前の亀裂を見れば怖くて渡れないので引き返すことにした。
こんどは、さっき登った急斜面のロープ場の降り。
側溝道から分岐につき溝尾ルートへ進んだ。
急登は続き、山道に木々が垂れ下がっていて少し中腰に歩くところも多く、いつもやり苦しい歩きとなった。
そして今日は27℃でまだ暑い気候に慣れていない体は、きつい。
残雪の残る小沢は崩れていて土を踏みつけステップをつくりのりこえた。
山道にはチゴユリ、サンカヨウからシラネアオイが咲くようになった。
残雪斜面を慎重に渡りひと登りして金冠山へのロープ場にきた。
長いロープが続きもう一段登り金冠山に着く。
権現岳、トッケ峰、鉾ヶ岳、大沢岳と全体が見渡せる。
ロープで斜面を降り細岩を慎重に渡る。そこで二人とすれちがう。
急登をひと登りして大沢岳につき、そこからは、なだらかな尾根歩きとなる。
ふり向くとあの威容に突き出た金冠山が目につく。
まぶしい雪面から夏道そして、ひょこり小屋が現れ鉾ヶ岳山頂に到着。
雲に覆われてしまったが雨飾山、明星山、黒姫山がかすかに見える。その奥が栂海新道が日本海におちこんでいる。
小屋でコンビニの冷やしうどんをすすり、下山開始。
急斜面、ロープ場の連続の降りは見る見る下降していった。
やや足にもきたが無事、島道鉱泉に到着。

すぐに島道鉱泉の温泉に向うと鉱泉宿に山道途中ですれちがった二人が湯からあがりビンビールをあけているところだった。
家までがまんして、汗を流した。

権現岳〜鉾ヶ岳