巻機山(1967m) 〜 牛ヶ岳(1961m)

山道 焼松(五合目) 山道
展望台からヌクビ沢と天狗岩 山道 山道から谷川岳
ガレ道 前巻機山から巻機山、割引山 避難小屋
前巻機山から割引山、巻機山〜右奥は谷川岳
山道から前巻機山、柄沢山、谷川岳、仙ノ倉山、苗場山
地塘 巻機山から牛ヶ岳 牛ヶ岳山頂から巻機山
牛ヶ岳から巻機山、割引岳
牛ヶ岳山頂から八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳、丹後山、平ヶ岳    尾根を下ると裏巻機渓谷(土砂崩れで禁止)

2005/6/19   晴れ
桜坂P−(井戸尾根)−展望台−前巻機山−巻機山山頂−−牛ヶ岳山頂−−巻機山山頂−前巻機山−展望台−桜坂P
5:50           7:03   8:18    8:55     9:18(9:40)  10:00    10:25  11:18  12:28

天狗尾根から登ろうと思っているが雪渓の状態が非常に心配しつつ向かった。
六日町ICからR291に進み清水部落から桜坂駐車場に着く。
車は10台とまっていて秋田、千葉、横浜、京都ーーーほとんどが県外ナンバーであった。
大きな看板に(雪渓状態不安定なため沢コース側への入山禁止)とあった。
予想はしていたがやはり雪渓歩きには遅すぎたようだ。
地図を広げ井戸尾根から牛ヶ岳まで歩くことにした。だいたい4時間30分くらいか?
ピッケル、アイゼンは置いていく。
少し歩くとすぐに割引沢コースと井戸尾根コースの分岐となり右手に進み二合目の登山口から入っていく。
雑木林を登っていく、山道には小岩が多い。
ジグザグに登るようになり五合目の焼松に着く。
ここから米子沢の雪渓が割れている所は勢い良い流れが見え、滝も見える。
すぐに歩き出すと焼松で休憩していた女性のキャーと言う悲鳴が聞こえた、ヘビでも出てきたか?
一時ブナ林となり展望台に着く。
突き出た天狗岩、その手前のヌクビ沢の雪渓は所々に穴も開き雪渓はもう歩けないようだ。
登っていくとタムシバが沢山咲いていてシャクナゲが現れた時には開けてきて笹原や草原となる。
左に天狗尾根、右には谷川岳、前方には前巻機山がそびえている。
岩場で20人くらいの団体さんが休憩していた。山道で会わなくてよかった。
丸木を伏せたガレ場をゆっくり登って行く。
ガレ場を登りきり前巻機山から残雪の巻機山斜面。右奥の谷川岳まで見とおせる。
5年前の秋にヌクビ沢から登りこの前巻機山からみた草紅葉の巻機山斜面も素晴らしいと思ったが残雪斜面も
オオシラビソと相まって素晴らしい。
一息入れて展望を楽しむ。
シャクナゲが沢山咲いている。
少し下り新しくなった避難小屋に着く。
登る時はこの避難小屋からは残雪歩きだろうと思っていたが山道にはもう雪は無くなっていた。
地塘にはミズバショウが咲いている。
斜面を登り振り向くと山道から前巻機山、柄沢山、谷川岳、仙ノ倉山、苗場山と展望できる。
稜線に着くと、たしかここは御機屋と呼ばれていた所だったはずだが巻機山山頂の標識がたっていた。
右手を行った少し高いピーク地が山頂では?
牛ヶ岳へ向かう。
草原のような稜線には地塘もあり展望も楽しみながら歩ける。
草原にはハクサンコザクラ、タテヤマリンドウなども咲いている。
木道を歩き牛ヶ岳山頂に着く。
まず目に飛び込んでくるのは八海山、越後駒ヶ岳、中ノ岳、丹後山、平ヶ岳の展望である。
そして裏から見た巻機山、割引岳、尾根続きに金城山である。
牛ヶ岳山頂からの尾根は裏巻機渓谷に続いているが土砂崩れのため入山禁止の看板がたっていた。
思ったより早く着いたがゆっくり下山開始。
巻機山頂付近で登山道を整備してる人と言葉をかわす。
新しい避難小屋の中を覗き込むと大工さん?がいて作業していた。
雪渓歩きは5月上旬だろうか?
朝は下を向いていたコイワカガミも日がのぼり花を開かせ頭を持ち上げて山道脇に沢山咲いていた。
そして朝には鳴いていなかったセミ(羽が透明のセミ)の大合唱で真夏のようだ。
下山はやや長く感じたが無事到着。
堰提の上にのぼり体を拭いた、アー気持ちがいい。
500円の駐車料金を払う。

                                                      (1999/10 ヌクビ沢から巻機山