弥彦山 (田ノ浦)

登山口付近から弥彦タワーを望む 沢沿いの山道 砂防堤上
沢を渡る 山道 ツララのさがる滝
滝の上 急斜面にとり付く 急な中腹斜面の山道
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急尾根 尾根から多宝山 スカイラインに出る
スカイラインから田ノ浦海岸

弥彦山ー1はこちらから


2004/1/25  薄日時々雪
田ノ浦 〜 弥彦山       11:00 〜 2:20

連日の雪だ。
雪山を歩くのに楽しそうに出かける私を家内は理解できないようである。
田ノ浦から林道に入り登山口付近まで車で入るのだが今日は100mくらいの所で雪でいけなくなり
バックで戻る。
支度をして林道を歩く。 
家を出たのが遅かったので踏み跡の無い真っ白な山道を歩けるか心配したが、誰もいないようだ。
雪景色した沢沿い歩きはとてもきれいで気持ち良い。
砂防堤からの雪の斜面もまたいい。
壷足で歩き雪帽子をかぶった岩つたいに沢をわたる。
ツララが成長した滝の下にくるとけっこう迫力がある。
滝の左手をクサリ頼りに登り滝の上に立つと対面の山に日差しが入りきれいに見えた。
少し進み、右手の急斜面にとり付きジグザグに登る。
急な中腹斜面は途中2ヶ所、下にぬけている所があり1歩1歩、足場を踏み固めながら慎重に進む。
穴蔵付近はやや谷となっていて腰までもぐりながらのラッセルとなった。
これが楽しいのだから、やはり不思議である。  しかし長時間ともなれば苦痛ーーー。
そこを通りぬけると雪枝から青い日本海がきれいに見える。
ここからまっすぐにのびる急尾根である。
踏み跡の無い真っ白な雪枝トンネルの山道がのびている。そして左手に多宝山が。
急な山道がゆるむと雪面のスカイラインにとびでる。
スカイラインから登ってきた谷をポットのコーヒーを飲みながら一望する。
多宝山に向う予定であったが2時間もかかってしまい用もあったので引き返すことにした。
途中、粒状の雪が降ってきた。
急斜面の中腹道にくると降ってきた雪は斜面を流れるようにころがり私の目の前の踏み跡をきれいに無くしていった。
身近のところで十分に楽しませてくれるルートである。