米山 (992m)   谷根尾根

登山口の新猿飛橋 カタクリの急山道 ふり向き前山を望む
山道から米山 尾根から米山湖と日本海 赤岩山から米山
熊野権現と米山
急細尾根 山頂への急細尾根 米山山頂
山頂から登ってきた谷根尾根。  野田尾根の先に刈羽黒姫山。 左手に日本海と柏崎港

2004/4/10      晴れ     15°
新猿飛橋 −− 前山 −−− 赤岩山 −−− 熊野権現 −− 米山山頂 −−− 赤岩山  −−−  前山  −−  新猿飛橋
 7:30    8:35(8:45) 9:45(10:00)  10:45   11:25(11:40)  12:37(12:45)  1:27(1:35)    2:20

寺泊からR116へと行くとあちらこちら桜が咲いている。 こんなにも桜があるのかと思うほどである。
米山大橋から左に入り谷根川沿いに進む。 とても川がきれいで渓流つりをしている人もみかけた。
川沿いに進めばいいと思っていたため田屋青海川線まで進みあまりに道が狭いのでおかしいと思い引き返す。
ダムへの道を行き車道わきのスペースに車を置く。
新猿飛橋の下の谷は深く渓流が流れている。
橋を渡り左手にいきなり急登がはじまる。
斜面にはスミレが沢山咲いている、そして山道はカタクリ道となり続く。
山道のカタクリを踏まないように歩く。右斜面はとくにカタクリ、ショウジョウバカマの群生斜面である。
急登は続き残雪歩きとなる。
前山へのいっきの急登でだいぶ息があがった。
残雪面は踏み跡らしきものはなく見渡すと赤テープを見つけ進むと前山の細い標柱があった。
山道は残雪が所々あらわれる程度である。
前山からワカン歩きかと思っていたので雪の少なさにビックリ。
枝越しの米山が続く。左手に時々、米山湖が見える。
白蛇池と書かれた標識の所にきたが、かんぜんに残雪尾根にかわっていてこの近くに池があるのだろうか。
ここをやや右手に進む。雪は締まっていてもぐることわないが、雪解けが進み雪の下に埋もれていた枝が立ちはじめ歩きにくい。
赤岩山に着き少し先の米山斜面がよく見える所で休憩する。
米山斜面は所々雪崩あとがみえる。
目の前の熊野権現への急な細尾根の雪庇割れも見えるので歩けるのか不安になる。
いったん下って登り返しであるが尾根上を歩いたり雪割れや枝立ちなどでトラバースしながら登る。
さて、どう回り込もうかと思っていると60才位の男性が1人りやってきた。
1ヶ月前は雪庇で歩きやすかったが今日はだいぶ苦労するねと言ってサッと追い越された。
谷根尾根と野田尾根が合流する熊野権現に着く。
もうひと登りで山頂ではあるがここも急な細尾根でさっきより怖いところがある。
右の米山斜面は切れ落ちている、やや左に重心を意識しながらゆっくり20m進む。
あとは雪のくずれを注意しながら枝をつかみながら進む、左前の大平尾根から人が続々登ってくるのが見える。
さっきの男性は折り返しすぐ下山してきた。
薬師堂、避難小屋が見え山頂に着く。
佐渡は霞んで見えなかった。妙高、火打、越後三山、飯豊は霞んではいたがかろうじて見えた。
スキーをもった男性がいるが何処を滑り降りるのだろうか。
思ったより時間がかかったのでパンをひとつ食べ下山開始。
不思議と下山の時は、危険は同じだがさっきの怖さはない。
熊野権現にきて野田尾根をみてこっちの尾根も長いように思う。
赤岩山に向う途中、野田尾根の斜面が雪崩でドドドーーンと音をたてて流れ落ちていった。
今回は残雪からの枝立ちに苦労した。
登る時には気がつかなかったが雪割草やイカリソウ、シュンラン、イチリンソウなど目にどんどん入る。

大崎の雪割草の里で汗を流す。


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